WRESTLE-1活動休止と「プロレスブーム」の未来

 

 

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まずはこれを。

2月29日(土)、都内・GSPメディアセンターにて、W-1が記者会見を実施。会長の武藤敬司と社長のカズ・ハヤシが出席し、4月1日の後楽園ホール大会を最後に団体の無期限活動休止を発表した。
(引用:レッスルワン公式ウェブサイト)

私はこれに関して、選手では一流だったけど経営者としては三流というような武藤敬司への批判はしたくありません。

団体の内部のことは外部にはわかりませんせんし、そもそも実質的な経営に携わる人間は他にいるはず。

そしてまた、武藤敬司が他団体に出まくっているのも、経営難を懸念して外貨を稼いでいる、とも言えなくもない。

私がこの記事で考えたいこと、それは「プロレスブーム」というものの未来です。

(画像出典:筆者が買った本です)

 

 

プロレスブームとは何か?

そもそもブームとは何か?

ウィキってみると、ブーム=流行と出てきます。

さらにウィキってみると、流行=「物事が河の流れる様のごとく世間に流布する」という漢語らしい。

普段感覚的に理解しているこの言葉ですが、流行り廃りという言葉もあるように、いつかは陰りが見えるものです。

或いはその状態を突きぬけて、定着化するものでもある。

人気があるからと言って、誰もプロ野球ブーム、Jリーグブームなんて言わないですよね?

いわば、プロレスブームとは流行になっている状態であり、それが定着しているのかと問われれば、非常にあいまいな状態です。

何が言いたいのかというと、ブームと言われているうちは安泰でも何でもない、ということです。

 

 

プロレスブームなのか、新日本プロレスブームなのか

どのような見方をしても、このプロレスブームの中心は新日本プロレスでしょう。

観客動員数、海外での認知度、売上、どれをとっても他の追随を許しません。

しかしその人気がプロレス界全体に還元されない、ということもない。

木谷オーナーの言う「流行ってる感」。

山手線でオカダ・カズチカのラッピングを見て

「誰かわかんないけどプロレスって人気なんだな」

と多くの人々に認識させることは、結果的にプロレス界自体への関心を呼ぶきっかけにもなるでしょう。

しかし、現実には活動中止を余儀なくされる団体もある。

私は団体経営においては、選手個人の力量というよりも、やはりインフラが重要なのでは、と思っています。

インフラが整備されていれば、選手は映えますw

体もセンスもルックスも兼ね備えている選手でも、見てもらわなくては人気が出ない。

それほど兼ね備える要素がない選手でも、「箱」の力があればよく見えてしまう。

選手個人の力量ではどうともしがたい時代になってきたのかも知れません。

 

 

 

プロレスブームの今、新日本とて安泰ではない

私は以前、このような読書感想文を書きました。

www.prowres-jihyo.com

当初は

【書評】『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』からひも解く新日本プロレスのこれから

とか

【ネタばれ注意】どこよりも早い書評『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』

とかにしようと思ってましたが、そんな簡単ではなく撃沈w

結果的に読書感想文になりました。

と、言ってしまうほど、この『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』は真面目な経営論の本です。

選手とのほっこりエピソードを期待するとハシゴを外されるレベル。

それほどメイ社長の本気度が伝わってくる本です。

義理人情や人気選手頼みの経営ではなく、ビジネスとして、コンテンツとしてプロレスというものを経営していくんだ、という強い気概が伝わってきます。要するに、プロレスではビジネスは出来ない、という世間の見方を変えたいという信念です。

メイ社長はマーケティングを専門にしていますが、多分「ブーム」突発的な人気などに過信や依存をしない経営者ではないでしょうか。

 

 

WRESTLE-1のレスラーたちの奮起を期待

すでに水面下での動きはあるとは思いますが、レスラーたちは果たしてどうなっていくのか。

違う団体にあがり活躍をするレスラーもいれば、なかなかフィット出来ないレスラーもいるでしょう。

しかしながら、団体という箱を取り除けば、レスラーは個人事業主です。箱というものに頼らず、一レスラーとして生きぬいて行く気持ちは根底にあるはずです。

今後のレスラーたちの奮起に期待したいですね。いい方向に進んで欲しいです。

 


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