棚橋弘至の言葉から考える日米同時興行の是非

『棚橋弘至のPodcast Off!』にて投げかけられた日米同時興行の難しさ。

世界展開を目指す新日本プロレスの興行スタイルと、それに疑問を投げかけた棚橋弘至。

「棚橋を見たい」「あの選手がみたいけどいない」というファンの気持ちを代弁した棚橋弘至らしい言動ですが、真意はそれ以外にもあるのでは?と私は思いました。

目立った空席

戦略と現実の間

『棚橋弘至のPodcast Off!』にて、同時期に開催された新日本プロレスの国内興行をみて気になったことがある、と言った棚橋弘至。

私は空席のことに触れるのかな、と思っていましたが、オカダ・カズチカのコスチューム問題でした。

全日本と新日本を見分けるユニークな方法としてショートタイツのデザインをあげていましたね。

そんなほんわかする話しの他にも、棚橋弘至は日米同時興行の問題点にも触れていました。

新日本プロレスを否定するような感じではなく、彼なりの穏やかな口調での提案或いは意見。

簡単にその提案をまとめると、”選手には負荷がかかるが、同時興行ではなく日程をずらして国内外で興行をすべきでは”というものです。

私の考察になりますが、やはり国内の観客動員も気になっているのでは?

海外戦略

海外の小規模な会場をサーキットし、現地のファンの反応をみる。

これは新日本プロレスが戦略発表として打ち出していた施策であり、今回の同時開催もそも一環でしょう。

日本国内の観客動員にどの程度影響するかも予測の上でしょうし。

そういったいわば会社/団体な意向を踏まえながらも発せられた棚橋弘至の言葉には、やはり重みを感じますよね。

・ファンを大事したい(国内外にて不在の選手を作りたくない)

・海外戦略をすすめたい

まだ結果を問うには時期尚早ではありますが、この二つは簡単にバランスをとれるものではないのかも知れません。

決して国内興行軽視ではない

不満を持ちすぎることは危険

確かに、年に数回の地方興行に目当てのレスラーが不在だと、団体に対するファンの不満は高まるでしょう。

国内重視の団体と、海外をまたにかける新日本を比べると、国内重視の団体の方が充実しているように見えるのも事実。

しかしながら、より素晴らしい興行をしていくためには、新日本プロレスが企業として成長して行かなければいけないという使命もあるでしょう。

棚橋弘至があえて日米同時興行の問題を口に出した、ということは、今後なんらかのテコ入れに期待したい部分もありますね。

鍵はLA道場のヤングライオンか?

『棚橋弘至のPodcast Off!』の中でも触れられたいたLA道場のヤングライオンたち。

私は彼らの成長が日米同時興行の鍵になってくると思っています。

海外の道場で育った彼らがIWGPのベルトに絡んでくれば、海外のファンの感情移入もより強くなるはず。

ストロングスタイルは日本のみ。

こういった印象からの脱却が、国内外の興行を充実させるものになるでしょう。

LA道場出身のレスラーがアメリカの会場をフルハウスにする、と妄想しただけでもワクワクしますよね。

柴田勝頼によって鍛え上げられたLA道場のヤングライオンたちを見れば、それはそう遠い未来ではない気がします。