棚橋弘至がすぐ太る「可愛さ」を理解できないプロレスファンは痛い

新日本プロレスのエース、棚橋弘至はすぐ太る。

だから可愛い。

すぐ太るのは何も今に始まったことではなく、度々あること。

重要な試合まで絞り込み、鋼のような肉体で試合に臨む。

そして、割とすぐ太る。

ストイックな時期を乗り越えたので太るのは仕方ないだろうと労いをかけるファンも多いはずで、それは間違いではありません。

しかし、プロレスにおいてすぐ太ってしまうということは、プロレス的にあることが筒抜けになってしまうことがあるんです。

そのあることとは?

新日本プロレスのエース 棚橋弘至

プロレスにおいて太ってしまうという意味

結論から言うと、太る=直近のシリーズではタイトルマッチや主要なカードに含まれない、ということです。

重要な試合の前に体を作る棚橋弘至だからこそ、そのコントラストは明確です。

「太った」

という声がどこかしこから聞こえるたびに、

「あぁ、次のシリーズは主要なカードに含まれないんだな」

と思う私。

普段体を作っている選手にこそ、その体でカードを想像してしまうのがプロレスファンの性なんですよね。

新日本プロレスコンクルソを終えて

昨年末に開催された新日本プロレス版ボディビルコンテスト『新日本プロレスコンクルソ』

年明けに迫った東京ドームでのクリス・ジェリコ戦に向けての意味合いを込めて、体を絞り上げたエース棚橋弘至。

コンクルソを終え、ジェリコ戦を終え、すぐ太ってしまうエース棚橋弘至。

ボディビルダーならばコンテストという区切りはありますが、プロレスラーはすぐシリーズが始まります。

そこですぐお腹をぽっこりさせてしまうということは、

「次のシリーズは俺の見せ場はないよ」

と自らファンに言っているようなものです。

頑張りと、その頑張りを別の意味で消してしまう。

このセンス、やはり可愛い。

プロレスファンとしてどう考えるのか

プロレスファンのマナーが話題になる今日この頃。

ファンの行き過ぎたSNSでのコメントや会場でのマナーに苦言を吐く選手たち。

プロレスをエンターテイメントと理解できず、心に余裕をもってプロレスを観ることのできないファンが一定数いる証拠でしょう。

私自身は、肉体の出来不出来で次期シリーズの展開がなんとなくわかってしまっても、別に良いんです。

「棚橋さん、その体だと次のシリーズのあなたの立ち位置わかっちゃいますよ。エースと言いながらすぐ太っちゃうって…やっぱりあなたって人は可愛いなぁ」

と心の中でささやかに思う程度です。

もちろん「可愛い」という表現は隠語であって、「気にしてないよ」とか「また絞ればいいじゃん」という意味で使っていますけど。

「棚橋!すぐ太りやがってこの野郎!次のシリーズやる気あんのか!」

なんて青筋たててキレたりしませんw

プロレスはエンターテイメント。

どこまで現実的に考え、どこから現実と切り離すか。

これが理解できないと青筋たてて選手にキレちゃったりするわけです。

試されるプロレスファンとプロレスというジャンル

私の見る限り知る限りでは、太った棚橋にガチ切れているファンを発見していません。

彼の体重の増減をプロレス的に楽しんでいるファンが多いのでしょう。

もはや恒例でもありますし。

もし、棚橋にガチギレしているファンを見つけたら、それは痛いプロレスファンなのかも知れない。

しかし、そういう痛い=ピュアなファンを晒上げ、大勢でいじり倒す風潮も出てきており、それはそれで良くない。

ファンのプロレスに対する観方も大事ですが、プロレスというジャンル自体がファンとどう向き合っていくかも、そろそろ重要になってくるのかも知れません。

私はカミングアウトしても良いと思いますけどね。

プロレスは極上のエンタメとしてしっかり成立しているのですから。