棚橋弘至とクリス・ジェリコは何を生み出すのか

2020年1月5日東京ドームにて、棚橋弘至とクリス・ジェリコによるスペシャルシングルマッチが行われます。現在AEWでLe Championとしてプロレスを謳歌するクリス・ジェリコ。そして新日本プロレスの顔である棚橋弘至。この二人の戦いは一体何を生み出すのでしょうか。

クリス・ジェリコ

もはや説明不用の元WWEスーパースターのクリスジェリコ。現在2冠に沸く新日本プロレスですが、WWEにて史上初のWWE&WCW統一世界王者を成し遂げたのはクリス・ジェリコでした。単体としての存在感も去ることながら、新日本と一定の距離のあるAEW所属になったことによって、また別の注目もされたりしています。

「あくまでも新日本プロレス参戦はジェリコ個人だが、AEWのチャンピオンシップもあり得るかも?など」

ジェリコは新日本のインターコンチネンタル王座とWWEのインターコンチネンタル王座同士の試合をWWEのリングで組もうとした男です(破談になったけど)。ありえない話しではないですよね。

試合という視点だけでみれば、ケニー・オメガ、内藤哲也、EVIL、オカダ・カズチカよりも、棚橋弘至が最も手は合うはずです。椅子やテーブル、竹刀など今のジェリコにはハードコアファイトな側面がありますが、それはあくまでも新日本仕様であり、いざ試合が盛り上がっていけば、お互いのクラシカルな攻防が見られるはずです。

でも、それだけだと普通の試合になってしまうと思いませんか?

仕掛けはあるのか?

ケニー・オメガ、内藤哲也、EVIL、オカダ・カズチカと戦っていくうちに、ジェリコの印象はトーンダウンしている印象です。ケニー戦でのインパクト、内藤戦での一年にも及ぶ舌戦のインパクトが大きかったせいもありますが、その後はあまり印象がない。

「お前にとって引退試合になるだろう!」

的な決め台詞も、ちょっと聞き飽きましたよね。

じゃあこのマンネリを打破する方法って何かと考えた時、棚橋弘至がAEWに上がる布石になれば良いのでは、と私は考えました。

新日本プロレスと微妙な距離にあるケニー・オメガ。彼の最後の試合は2019年1.4東京ドームのメインイベント、棚橋弘至戦であり、因縁浅からぬ相手です。その棚橋がAEWにあがるとなれば、盛り上がるのは当然ですよね。新日本プロレスのまさに象徴である棚橋がAEWにあがれば、おのずと他の選手もあがり易くなることは確かです。

盛大なアドバルーンを

好き勝手に書いてきましたが、新日本プロレスは現在AEWを「調査中」とのこと、両団体ですぐに何かが始まるわけではなさそうです。

AEWと新日本の関係に否定的な意見もファンも多いと思いますが、私は面白くなれば何でも良いという考えの人間です。
現在のマンネリ化した新日本への刺激、カードにやや行き詰まりのあるAEW双方にとって、それが提携という形ではなくとも、お互いにメリットがあれば協力し合うことも必要かなと思っています。それが今すぐじゃなくとも。

私は棚橋弘至とクリス・ジェリコの2人には、単なる試合を超えた盛大なアドバルーンをあげて欲しいと思っています。試合が短時間で終わっても良い、攻防がちぐはぐになっても良い。団体の垣根を超えたインパクトが欲しいですね。

クリス・ジェリコも棚橋弘至も両団体の顔の1人に違いありません。その影響力のある2人が新日本プロレス最大のイベントで大きなインパクトを残せば、プロレス界の流れにまた大きなうねりが起こるのではないでしょうか。

なんだかんだ言って楽しみです。